坊やが可愛い!

第9地区」観てきたのす。

南アフリカに不時着した巨大宇宙船。その船に乗っていたエイリアンたちは難民として一時受け入れられるものの、地球人との摩擦の末に隔離され、差別され、搾取される存在へと成り果てていたのであった……奇抜な設定、モキュメンタリー的な導入もあって「かなり変化球な映画なんじゃないか?」と思いきや、なんとも王道に燃える、男の魂に火をつける映画なのでありました。
 
公開されて間もないので内容説明は避けるものの「あっち側」と「こっち側」を行き来する主人公、差別と融和、キリスト教美術を思い起こさせるクライマックス、共通点が多いだけに、「アバター」の分が悪過ぎる。あー面白かった。