bombtrack

ブログを書かない間も、「ハート・ロッカー」とか映画は観ていました。

感想覗くと愛国だ、反戦だ、厭戦だ、井上だ、イラク人不在だ、男の性だ、やおいだと、人によってまあ見方が違うこと違うこと(とは言え大体が「戦場でしか生きられない男を描く背景に何があるか」という議論なわけですが)。
 
たとえば途中の少年のシーンの解釈も侃々諤々。私はあのトホホな流れに「他者に対して結局その程度の理解しか出来ない主人公」を感じましたが、正義の目覚めを読み取る人もいてなかなか深い。
 
さて、そんな読解要素の一つとして挙げられているのがBGMのministryだったりするわけdeath。それこそ歌詞に込められた意味を知ることで映画への理解が深まったのですが……

Rio Grande Blood (Dig)

Rio Grande Blood (Dig)


正直ミニストリーという時代性の微妙なチョイスがまた「ソレっぽい」雰囲気を感じさせてくれて、歌詞を知らないままでもまた印象が深いわけですな。流行りからはそろそろずれ出してるけど、イラクの駐留基地ならそういうのもかかってるかもな的な。うん、無知なりの見方は出来る。
 
 
 
……すいません、歌詞読むまで「さすが『ハートブルー(91年)』でRATTとかL.A.Gunsとか使っていた監督だぜ!」とか思ってました。