そーらーをこーえてー

　冬休みを少々取っておりました。女友達とのドライブ中に「みんな不幸になってしまえー」と叫んであきれられたりしつつ、「チーム・アメリカ」のDVDやアトム・エゴヤンの「秘密のかけら」を観て文化の薫りを満喫。アメリカーファックイェ―！

チーム★アメリカ ワールドポリス スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

　で「秘密のかけら」。ケビン・ベーコンとコリン・ファース演じる人気コメディアンのホテルで発見された全裸女性の変死体を巡るミステリー。映画の冒頭から時系列があっちゃこっちゃ行ってて途中までかなり苦労しました。まあ私の場合、人の名前と顔が一致しないという対人業にあるまじき欠点と、外人の名前をなかなか覚えられないという洋楽ファンにあるまじき瑕疵が原因なのかもしれませんが。中島らも先生の「明るい悩み相談室」でもこんな話あったね。

中島らもの明るい悩み相談室 (朝日文芸文庫)

　ここらへんは慣れが問題かといえばそうでもなく、大学時代に何度も読み返したはずのジェイムズ・エルロイ「ブラック・ダリア」ですらグダグダです。主役の名前がバッキー・ブライチャートで相棒がリー・ブランチャード。わざとかこりゃ。

ブラック・ダリア (文春文庫)

あれ、逆だっけ。