雑なアウトプット

今年もやってまいりましたワッシュさんの映画ベストテン
ますますブログの更新も減っている我が人生ではありますが、今年はアニメ映画ということで、例年以上に何も考えず(続編映画ベストテンよりはましだが)、ベストテンにかこつけて我がヰタ・セクスアリスというか愛のリビドー(性的衝動)というかを振り返るのであった。

エリーゼのために

エリーゼのために

今年は順不同。

機動警察パトレイバー劇場版
ファンタスティック・プラネット
ヤン・シュワンクマイエルの短編いろいろ
ロジャー・ラビット
WALL-E/ウォーリー
モンスターズインク
うる星やつら2 ビューテイフル・ドリーマー
紅の豚
となりのトトロ
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に



機動警察パトレイバー劇場版

機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD]

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ほんと「2」が人気なのはまあ分かるんですけどね、1のカタストロフィいやカタルシス、そして香貫花クランシーの「combat!」というセリフ。もうクるね。日本の漫画はもっと「切れ長の目の美人」を描いていくべきだと思うね。中学校の頃、上の階のクラスにそういう意味でとても良い目の娘がいたんだけど、当時私の親友とつきあっていたことが10年以上後に判明したのである。

ファンタスティック・プラネット

ファンタスティック・プラネット [DVD]

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サブカル女を家に誘うのに活用させていただいたことは前にも書いたような気がするが、世の中はこういう底の浅いやり取りで動いていくのだ……

ヤン・シュワンクマイエル

ヤン・シュヴァンクマイエル 短篇集 [DVD]

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「悦楽共犯者」あたりも同じような感じでお世話になったのだが、やはりシュワンクマイエルの真骨頂は短編にあるわけで。はっきり言えばアイデア一発みたいなとこもあるんだけど、それであの世界観ですよ……と書いていて単に東欧の雰囲気に馴染みがないだけなんじゃないかと思い始めた。まあそれも含めて映画ですよね。

ロジャー・ラビット

ロジャー・ラビット [DVD]

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実写とアニメの融合として非常に先駆的……なのかどうかは知らないが、クライマックスでアニメの悪役の端っこから実写の人物の手首が見えてしまうことに気づくくらいは見返している。本当に何度も見た。年とると、ガキの頃に「おばちゃん」と思ってた年代の女優がたいそうな美人であることに気づくことが多いのですが、これの女優は見返してもやっぱり微妙でした。途中胸の谷間を強調するギャグがあるんだけど、それだけに微妙だったんだ。ブレードランナーのゾーラからそんなに経っていないんだけどねえ……

WALL-E/ウォーリー

ウォーリー [DVD]

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無償の愛、純愛に燃えてしまうロマンシング・サガ。

モンスターズインク

モンスターズ・インク [DVD]

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以下同文(ひでえ)。

うる星やつら2 ビューテイフル・ドリーマー

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [DVD]

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なんか「語れそう」な映画。いや語れるのである。魅力的なアニメなら大体語れるのは自明なのだが、これが懐というものか。多分違う。

紅の豚

紅の豚 [DVD]

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いいよねえ。まあ大体大学生あたりからいきなり「いいよねえ」と言い始めるので、振り返れば小っ恥ずかしいことこの上ないのだが……加藤登紀子のCDを買って「さくらんぼの実る頃」が日本語バージョンでがっかりというのも一つの思い出&あるあるなのだった(これもどっかで書いた気がするのだが、見返す気はない)。

となりのトトロ

年を取るにつれ、何も考えずに見ていられることはなんと素晴らしいことだろうかと、あらためて思うわけである。そしてカンタがなんともほほ笑ましくなってくるわけだ。エンディングでサツキがモンペ履いたりと地域にだいぶ馴染んだ様子が流れるんだけど、結構カンタとしては複雑だと思うな僕ぁ。

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に

陸自の大虐殺、弐号機VS量産型エヴァの切り株バトル、そしてなんだか分からないままなんだか分からない高みに上り詰めていくクライマックス。コミック版もようやく大団円を迎えたのだが……いや大団円かは微妙なのだが……エヴァが20年近くコンテンツとしての強度を保ってきたことにおいて、この劇場版の「なんだかよく分からないけどすごいもん観た」感の貢献するところは大であると言わざるを得ない。