Mama Don't Preach

文学フリマへ「Bootleg」を買いに行こうと思っていたらすぽっと、すかっと、見事なまでに寝過ごし（疲労の蓄積と、優勝したものの明らかに輝きを失いつつあるセーム・シュルトを観てダブルダメージ）。仕方ないので観れないままだった「母なる証明」を観に行ってきました。

　
一人息子にかけられた殺人の嫌疑を解くため奔走する母。その愛、そしてあらゆる業が、ギリのとこで予想を覆す展開とともにお団子になって下っ腹に突き刺さる傑作でありました。今年も凄いのが残ってたねまったく。
　
ついでに「奴奴奴」に続き韓国映画あるあるシリーズ。日本でもそういう人は居るわけだから韓国独自の演技メソッドでもあるのかしらん、詰問シーンで文節切るごとにやたら「ぁ？（鼻にかける感じで）」とか「hmm？」とか、そういうのでチョーシくれるわけだ。「お前、ン？昨日の夜、ァン？どこにいたか、ァ？説明出来ないのか、ンン？」とかそんな感じ（『、』の部分はほとんど息継ぎなしと思っていただきたい）。あと「俺はかまわねえぜ（what?）ほれ（what?）殴ってみろや（what?）誰がタフなのか証明してみやがれ！（what?）」とか。というわけで二日続けてストーンコールド・スティーブ・オースチンオチだ！ガシャーン！