文化とは

これもばなな話になりそうでならない
 

なぜ娘が来ない…山城さん密葬で弟が吐露
 
 なぜ、父親の葬儀に来ないんだ…。今月12日に誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去した俳優、山城新伍(享年70、本名・渡辺安治)さんの密葬が18日、故郷・京都市左京区妙満寺で営まれた。喪主を務めた実弟の渡辺鎮雄さん(69)は、山城さんと絶縁状態にあった一人娘の女優、南夕花(42)が参列しなかったことに対し、「来てくれなくて残念」と胸中を吐露。亡き兄の無念を代弁した。
(中略)
 「(兄の)女房は男と女だから、仕方ない。でも、血のつながった娘(南夕花)はどうして来てくれなかったのか。父親が死んだ報道を見聞きしたら、連絡ぐらいよこすのが普通だろう」
(中略)
 山城さんは1999年に夫人の女優、花園ひろみ(68)と2度目の離婚。その後、夕花も浮気などを繰り返す山城さんの言動に不信感をあらわにし、「父と呼びたくない」として父親の戸籍から自分の戸籍を抜いた。山城さんが昨年6月ごろから東京・町田市の特別養護老人ホームに入ってからも母娘は一度も見舞いに訪れず、山城さんからも晩年、「妻と娘には(訃報を)伝えるな」と“遺言”を残されてはいた。
 が、渡辺さんは吐き捨てるように続けた。「僕だったら、(親が死んだ時)そんな(連絡も寄越さない)娘には育てない。残念でならない」。

 
反応は人それぞれでしょうが、兄弟とはいえ別の家庭の事情(当事者でしか実感できないだろう部分)を鑑みずに公の場で批判するのはどうかと思ったわけです、僕ぁ。まあその伝でいうと、ワイドショーのコメンテーターだってみんな似たようなもんなんですよね、だからこそムカつかれたり、逆に当たり障りのない発言繰り返してバカにされたりするわけで。彼ら彼女らの安くはないであろうギャラはそこんとこのリスクも込み込みなんじゃないかな、多分、金よこせ。

さてじゃあ一般人はというとチラシの裏で思う存分好き勝手言えるんです、ありがたいと言うべきか否か、「有象無象」というカテゴライズと引き換えにね。
ところが素人なら何書いてもいいかというとそうでもなくて、たとえば単に「美味い店の料理を美味そうに紹介するブロガー」と考えればいいものを、なまじ人気ブログになってたがために無人島とかプロレスとかの話で与太エントリーしてフルボッコにされたりするわけです。まあアルファブロガーを素人として扱っていいか微妙なんだけど(つうか卿ってどの辺から人気出てきたんでしたっけね?)。
 
結局のところ、見る人の数と影響力がイコールかはともかく、審判の厳しさも確実に上がっていくのであります。まったく罵倒と炎上のWeb 2.0というか、「生暖かく見守る」という言葉がいつの間にか死語になっていた気がするのである。