suicidal tendency
- 作者: 横山秀夫
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/09/06
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トランクの男性遺体は自殺か
福岡市早良区の空き地に止まっていた乗用車のトランクから28日夜に見つかった男性の遺体は、福岡県警の調べで29日、同市出身で住所、職業不詳、馬場博志さん(34)と判明した。現場に争った形跡がなく、首にひもが巻かれていたことから県警は自殺の可能性があるとみて調べている。
そしてはてブの中の人たちの反応。
まあこんな感じで警察批判がほとんどなんだけど……
これってまずは
- 曖昧な書き方をして
- 取材で詰め切れていない
報道を批判すべき事案だと思うんだ。
朝日
車トランクの遺体は34歳男性 自殺の可能性も 福岡
福岡市早良区田村1丁目で、路上の車のトランクから見つかった遺体について、福岡県警は29日、住居、職業ともに不詳の男性(34)と断定した、と発表した。現場の状況などから、県警は男性が自らトランクに入った可能性もあるとみて、遺体を司法解剖するなどして、自殺と事件の両面で調べている。早良署などによると、男性は免許証の住所は県外になっていたが、現場近くの出身で、最近も近くで生活していたらしい。遺体は腐敗しているものの、目立った外傷はないという。荷造り用のひもが首に巻かれており、自分で絞めた可能性もあると、県警はみている。
読売
トランク遺体は自殺か、リストラ失職?で車中生活
福岡県警早良署は29日、福岡市早良区田村1の路上に止められた乗用車のトランクから見つかった遺体は、同市出身の男性(34)と発表した。男性は、この車の所有者で、車内で寝泊まりしていたことも判明。同署は、遺体に争ったような跡がないことから、自殺の可能性が高いとみている。発表などによると、男性が所持していた運転免許証などから身元がわかった。遺体の首にはひも状のものが巻かれていたが、着衣などに乱れはなく、同署は男性がトランクの中に自分で入り、内側からふたを閉めたとみている。遺書は見つかっていない。
男性は現場近くの親族の家に出入りしたり、車で寝泊まりする生活を送っていた。昨年末、勤務先のリストラで職を失い、生活に困っていたとの情報もあるという。
毎日
福岡・早良の男性遺体:トランク遺体、34歳男性 首付近ひも、自殺の可能性福岡市早良区の路上に止まっていた乗用車のトランクから28日に見つかった遺体は、福岡県警の調べで、住所と職業不詳の男性(34)と判明した。目立った外傷はなく、首付近にひもなどがあったことから自殺の可能性もあるとみて詳しい死因を調べる。
県警によると、トランク内にはひものようなものや懐中電灯があった。トランクは内部から自分で閉めることができるという。遺書は見つかっていない。
各報道見ても、まだいまいち分からん。
07年に読売新聞記者が“変死体”で発見された事件があり、初報の段階で「事件の可能性は低い」と報道されたことから陰謀論がどひゃどひゃ出たことがありました。これに関しては週刊誌や夕刊紙でも続報が打たれ、結局今で言うところのデヴィッド・キャラダインみたいな話ではないかという結論に。今回も週刊新潮あたりがやってくれないかと期待はしているんですけどね。
正直、データが出揃っていない段階で批判があまりに大きいと、違和感があるのDEATH。