序破Q!


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観てきたのす。何を書いてもネタバレになるような気がするが、別に大したことは書きません(けど念のため)

面白かったとこ

  • シンジがやってた風呂上がりギャグがアスカにバトンタッチ。「オースティン・パワーズ」とか「ギャグマンガ日和」でもお馴染みのネタだけど、アレでナニを隠すのは無理があり過ぎるだろう。というわけでかなりの爆笑シーンなのだが、笑っているのは俺だけだった。お前らもっと笑え。
  • 挿入歌の使い方が秀逸。「いつまでも絶えることなく 友だちでいよう」の響きのブラックさ、「いま私の願いごとが かなうならば翼がほしい 」のそのまんまっぷり。これも笑いどころ以外の何者でもないのだが……なんか死亡フラグの立て方も含めてトラジコメディの境地に達しているようないないような、いないか。

 

違和感(それを言っちゃあキリが……)

  • やたら前向きなレイとなんだか寝技最高ポジティブなシンジ。こんだけ力強い主人公は旧エヴァ屈指の名場面「昏睡状態の少女をオカズに病室でオナニー」なんぞやらないのではないか。その代わりレイプしたりしてな!元気があってよろ(ry
  • エヴァ屈指の省エネシーン「レイとアスカの対話@エレベーター」が結構動く。旧作では省力による長回しをなんだか深そうに見せるドキドキ感がステキでしたが、今回は鼻すすったりするし、止め絵自体短めで手抜き感はナシ。それはそれでインパクトが薄れるという悲劇。世の中ままならんのう。

 

以下はツッコミ。

  • 新キャラの真希波・マリ・イラストリアス。独り言がいちいち説明臭いのはどうにかならないか
  • 新設定の「辺獄エリア」「封印システム」「ネブカドネザルの鍵」「裏コード“ビースト”」、ネーミングがいちいち中二病臭いのはどうにかならないか(まあ元々か……)
  • (いろんな意味で)各キャラが天元突破しそうなのはどうにかならないか

 
とかなんとか言いつつ2回観た。まあここまであさっての方向に進むのであれば、あとは風呂敷をどう畳んでくれるかドキドキしながら待つしかあるまい!
とりあえずこの辺で今日の日はさようなら。