視野が狭いとはこういうことさ

http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20081113
締め切りギリギリでワッシュさんの邦画オールタイムベストテンに参加。相変わらず他の人とのかぶりが少なそうな流れになっているが、俺ぁよぉ頭悪ぃからよお（虹村億泰もしくは嵐（横浜銀蠅）の街頭演説のふしで）。

１位、うる星やつら２　ビューテイフル・ドリーマー（1984）

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [DVD]

パトレイバー第一作と悩んだんだが、こないだのにも入れたのでこちらを。互換可能な一位ってどういうことだおい。
　
２位、紅の豚（1992）

紅の豚 [DVD]

続けてアニメ。年を経るごとに味わいが深くなる逸品。時は流れない、それは積み重なる。サントリー。
　
３位、爆裂都市 BURST CITY（1982）

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いい意味でのキチガイどもが大暴れ。始めて観たの日テレの深夜放送だったんだよなあ。日テレ偉い。
　
４位、忘八武士道（1973）

ポルノ時代劇 忘八武士道 [VHS]

これぞ娯楽。切株！おっぱい！丹波哲郎！
　
５位、ソナチネ（1993）

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これぞ北野武。鉄砲！おっぱい！チャンバラトリオ！
　
６位、楢山節考（1983）

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これ書いててポール・ヴァーホーベンとイマムーの似通った部分に気づいた。人間に対する突き放しっぷりとかね。根底に流れる道徳・倫理観念の（鑑賞者と作り手との）ずれがまた非ハリウッドの外国映画的な感触があって面白い。
　
７位、極道恐怖大劇場 牛頭（2003）

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やくざ犬、やくざ処理場、吉野公佳！狂ったものを組み合わしたらやっぱり狂ってたけどこれがイケるという。不思議！
　
８位、北陸代理戦争（1977）

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しぶといヤツらがしぶとく跳ねる。まるっきり状況は違うんだけど、狂乱の時代に踊ったバブル紳士の話とか読むと楽しいのは似たようなもんだなたぶん。
　
９位、腑抜けども、悲しみの愛を見せろ（2007）

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基本的に映画の中でまで痛い人間を見たくないんだけど、そこでちゃんと観られたんだからええんちゃうか。
　
10位、崖の上のポニョ（2008）

数年後にまたベストテン作ったら、更に上がってるかもしれないし、外れてるかもしれない（当たり前だ）。結局のとこ、美学なりなんなりで作り手の体臭が匂うようなのが好きなんだねえ。映画秘宝の「日本映画縛り首」って内容や出来を批判しているときと、「この監督どっかおかしいよ！」としか言えてないときがあって、ポニョとか「石内尋常高等小学校 花は散れども」は後者だったわけだ。ポニョを解読した評論はまだないな。