剣道一直線

くさいはうまい (文春文庫)

くさいはうまい (文春文庫)

もやしもん」じゃなかった「くさいはうまい」を読み終えたところですが、なんだかやたら「こんなに発酵を活用する日本人はすごいですね」みたいな発言が多くて鬱陶しいなと。
 
と言いつつ日本人のDNA的な話になりますが、前回触れた「靖国 YASUKUNI」ラストで出てくる「日本と刀」に関する一連のシークエンス。その中でも戦国時代みたいな模擬白兵戦風景が非常に燃えました。原っぱで鉢巻締めた袴姿の若いの100人くらい(適当)がうわーっと両陣営から駆けだしてって竹刀でバチコンバチコン叩き合うとこが、えらく楽しそうでね。正直あの辺の映像の段になると「俺も少し剣道習えばよかったかな」と思いましたよ。「ホーリーランド」によると路上でも有効のようだし(二重にバカ)。
 
ってな感じで日本人としてアピールさせたいのか、まあ単に育った時代背景だろうが、国会議員のプロフィール眺めてても剣道の高段者って結構おりますわな。故・橋本龍太郎元首相を筆頭に有名どこをパッと並べても
久間章生
鴻池祥肇
臼井日出男
と、みんな六段持ってるんだよな(敬称略)。4人とも05年にAERAで疑惑の昇段審査呼ばわりされてた人たちだけども……