がんばれ卑怯番長
- 作者: 鈴木央
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/05/16
- メディア: コミック
- クリック: 24回
- この商品を含むブログ (37件) を見る
- アーティスト: 梶芽衣子,小池一雄,伊藤俊也,竜崎孝路,菊池俊輔,水野久興
- 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント
- 発売日: 2003/12/17
- メディア: CD
- クリック: 16回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
快男児、金剛晄・通称「金剛番長」が、日本政府による最強番長決定計画、通称「23区計画」を潰すために大暴れ!番長と銘打つ時点で大時代のパロディたるを失わない金剛番長ですが、古き良き番長漫画或いは「魁!!男塾」的なサムシングが換骨奪胎されているのは、チャイルディッシュな設定だけにはとどまらないのDEATH。
WEBサンデーにも身長設定が書かれていましたが、基本的に金剛番長(奥の人)はこんな感じ。大きいですね。
そして世界観を一気に漫画世界に持っていく登場人物たち。右のは拳です。でかいですね
そしてこれ(下)は金剛番長の拳。いきなりでかくなり過ぎだろ!
見てみいこの大豪院邪鬼っぷり!けっこう呑気してた読者も拳が一瞬巨大に見えるほどの回転圧力にはビビった!勢いに任せたフリーダムこの上ない縮尺(の意識的模倣)こそが、金剛番長を番長漫画たらしめている要素と言えましょう。
しかし金剛番長に影響を与えたことは間違いない「魁!!男塾」ですら当時既に番長漫画のパロディでしか存在し得なかったことを考えれば(少年漫画の極北である少年チャンピオン辺りで細々と生き続けているジャンルではあるものの)、今回のブレイクは番長漫画というジャンルの根強さを称えるべきなのか漫画の進化の行き詰まりを見るべきなのか……