ギズモ

まだフジロックをひっぱろう(カテゴリーは気にしない)。
ホワイトステージ手前の小川というのはかなり落ち着ける場所で、あそこで足を洗いながら木立に映し出される映像に見入ったり、Mogwaiを聴きながら寝たりするのは非常に心地の良いもの。前述の先輩などは股間に葉っぱ一枚でそこら中を走り回っておりました。
そこでまた漫画談義に戻るわけだが、どっかのデータでヤングサンデーと(私の数少ない購読誌)イブニングの発行部数があまり変わらなかったという話になり、「そういやほんとにヤンサン読まなくなったな」とLikkle Maiに移動しつつギネスを飲んでシミジミ考えていた二人。「殺し屋1」「海猿」「ザ・ワールド・イズ・マイン」「度胸星」が並んでいた時代も今や昔だ。

殺し屋1 第1巻 (ヤングサンデーコミックス)

殺し屋1 第1巻 (ヤングサンデーコミックス)

海猿 (1) (ヤングサンデーコミックス)

海猿 (1) (ヤングサンデーコミックス)

度胸星 (01) (ヤングサンデーコミックス)

度胸星 (01) (ヤングサンデーコミックス)

あの頃俺はRAGE AGAINST THE MACHINELIMP BIZKITから同列に今を感じていた。
Battle of Los Angeles

Battle of Los Angeles

Three Dollar Bill, Y'All [Edited Version]

Three Dollar Bill, Y'All [Edited Version]

と感傷に浸る振りをしてヤンサンを買ってきました。立ち読みでも「青春くん」「日本一の男の魂」以外はほとんどペラペラいっちゃうからなあ。とか言ってるとこで指が止まった「RAINBOW 二舎六房の七人」。そういやこれもたまに読むな。
RAINBOW 1―二舎六房の七人 (ヤングサンデーコミックス)

RAINBOW 1―二舎六房の七人 (ヤングサンデーコミックス)

巻末コメントの「印象に残っているコンサート、ライブはなんですか?」というお題に「ロブロックがいた頃のインペリテリ!」と答えていた柿崎先生は大いにありなのですが

(主役の一人でプロボクサーのマリオが日本ランカー鶴田と戦う場面にて、トレーナーの台詞及びナレーションより抜粋)
 
"鶴田は完成されたボクシングをする。つまり、型にはまったボクサーだと言ったんだ。"
 
"鶴田は必ず左、右の順に打ってくる。パターン通りでいきなり右を打ってきたりしない。"
 
"つまり左のジャブが当たれば…次に打つ鶴田のパンチは……"
 
"右ストレート"(ステップインしてレバーブローをきめるマリオ)
 
鶴田のパンチにはリズムがある
左の次には決まって右が
マリオの顔面に突き刺さる
「相手の右に自分のフックを合わせろ。
カウンターを怖れるな。
相手の右が伸びてきたら
踏み込んでフックをぶち込め。」
ジミーは最初の三分で、
相手のパターンを見抜いていた。
ジミーのアドバイスがなかったら
この第2ラウンドでマリオは
カンバスを舐めていただろう。

 
「おい、いったいなんなんだ…あの水上って四回戦ボーイは?」「まさかあの鶴田と互角に打ち合うなんて!」

ちょっと待て