うんばらほ

ujimusi2005-10-31

ベルサイユのばら(5冊セット)

ベルサイユのばら(5冊セット)

 毎度毎度書くタイミングを逸した話題ばかりでありますが、朝日新聞で毎週土曜に連載されている「ベルばらkids」はお読みでしょうか。「ベルサイユのばら」の作者である池田理代子先生の筆によるパロディ4コマと、よく分からないコラムのセット、スケールのでかい同人誌と思えなくもない連載で土曜の暇つぶしには最適であります(それ以上のものではないな決して)。
 29日付の最新回ではルイ16世が登場。「錠前作りの趣味を持つオタクぶりは登場人物の中で最も現代的」とかコラムで評されてたルイ16世陛下ですが、原作ではとにかくお人好し&妻マリー・アントワネットをハンス・アクセル・フォン・フェルゼンに寝盗られ宗介で、誇り高い死に様を除けばあまりうれしくない描かれよう。しかも「ルイ16世の身体的欠陥により、マリー・アントワネットとまだ結ばれていなかった」とか書かれたりしてるし。
 流石に少女漫画で、勃つと激痛が走るほどの真性包茎を説明するわけにもいかなかったのでしょう。宝塚でも触れてはいないでしょう(多分)。「史上最も有名な包茎」と呼ばれるルイ16世ですが、家来で人体実験をした後に上野クリニックで手術を受け、無事完治いたしました。この先駆けぶりもまた現代的であったと(ひでえオチ)

(写真:包茎ネタで最も取り上げられるお方)