冷めたピザじゃあないですが

 賞味期限切れのものを平気で食う男が来ましたよ。公認だ対立候補だと、世は既に選挙に向けて動き出してるにも関わらず、こないだの解散について一席。
 「バカヤロー解散」みたような流行語作りでも狙ってるんじゃあるまいに、各界の著名人や識者に解散を命名させるのが慣例化している9日付の各紙の紙面(産経新聞はちゃんと読んでないのでパス)。しかし……

読売新聞
“ひからびたチーズ”解散  荻原博子さん(経済ジャーナリスト)
“リセット”解散      有栖川有栖さん(作家)
“意固地”解散       江上剛さん(元みずほ銀行支店長、作家)
“ポスト小泉”解散     デーブ・スペクターさん(放送プロデューサー)

朝日新聞
自爆テロ”解散      森永卓郎さん(経済アナリスト)
“日本人しっかりしろ”解散 渡辺美樹さん(ワタミ社長)
“ちぐはぐ”解散      辛酸なめ子さん(漫画家)
“ドーカツから駒”解散   吉永みち子さん(ノンフィクション作家)

毎日新聞
“だだっ子”解散      倉田真由美さん(漫画家)
“変人”解散        成田憲彦さん(駿河台大副学長)
“イジイジ”解散      山田真哉さん(公認会計士

 まー皆さんセンスのない単車乗りばかりが揃ってるっていうかなんていうか……「自爆テロ」と「だだっ子」がピンとくるかなというくらい。「意固地」も分かるけどもう少しひねれやと、大喜利みたいに読んでいます。いろんな意味でワタミ社長のはひでえな。
 併せて読むべき各人の分析は敢えて無視してますが、ちゃんと読んだら読んだでデーブ・スペクター氏は「郵便の『ポスト』と地位の『ポスト』をかけて命名してみた」って、本当に大喜利になってるし。