意外とサイコビリーチックなファッション

 通っている居酒屋のおねいちゃん(バカ姉弟風)がいつの間にか「NANA」の中島美嘉みたいな髪型&メイクになってて、影響かどうか怖くて聞けないこの頃。

NANA―ナナ― 6 (りぼんマスコットコミックス)

NANA―ナナ― 6 (りぼんマスコットコミックス)

 大崎ナナ役、写真だとえらくハマっている感じだけど、どうなるんでしょう。思い起こせば大学時代に入っていた音楽サークルの部室には「ご近所物語」が全巻置かれ、ドアを開ければメタリカを流しながら読みふける狂人たちの姿が目に入ったものです。お前らみんな死ね。
ご近所物語 1 (りぼんマスコットコミックス)

ご近所物語 1 (りぼんマスコットコミックス)

 クリエイター養成を目指す高校、矢沢藝術学院に通う幸田実果子たちが、夢に恋愛に大奮闘。「まさに青春ど真ん中!」と思いながらも、そういう漫画なればこそ、「クリエイター特有の驕慢をもっと描いてほしいなあ」と文学部に在籍していたギター弾きは思ったりもするのですよ。
日本のみなさんさようなら (文春文庫PLUS)

日本のみなさんさようなら (文春文庫PLUS)

 リリー・フランキー氏が「美大に通う人間には甚だ不愉快な人間が多い」と看破していたように、「(大意での)アーティスト」たらんと欲する方々にはそういう手合いが非常に多い(経験則では一番そういう人間の割合が多いのが文学系、次いで芸術系、音楽系)。実力が認められれば他人を見下すし、認められなきゃ「分かってねえ」と不貞腐れるし、距離を置いたら置いたで「ワタクシめは非生産的なことに人生を費やす虚人でヤンスよ」とか言いながら同じ傾向の人間としかつきあわず、一般人を横目にほくそ笑む。お前らみんな死ね。
 まあ「ご近所物語」のキャラたちの無自覚さこそが、鼻についた原因なのかもしれませんけどね。髪をドレッドにしてる男は大体3番目だな。
ライヴ!+1
 これは違う。