HERO’S随想

 面白かったなあ宇野薫×ヨアキム・ハンセン。ハンセンはこれで修斗ウェルター級王座返り咲きに一歩近づいた……のかどうか。最後の膝以外は、ほとんどの局面で宇野選手が上回っていたんじゃないかしら。2R目あっさり放映カットされちゃあ分かんねえけどな。中量級のヒーローを生み出すと言いながら結局K-1(笑)でメガトンな試合に飲み込まれていくこの世の深遠。
 気になったのはサム・グレコ×ヒース・ヒーリング
 遠目にはどっちがどっちだか分かりにくかったとか、滑ってゴッツンコなどうしょもねえ結末とかではなく(イアン・シャファもやたら足元を気にしてたけど、かなり滑りやすいリングだったんじゃないかアレ)、グレコの刺青。尻少し上の腰部分にワンポイント。あれはTバックにパンツ腰履きする女向けのポイントだと思うんだ僕わ。洋モノサイトを渉猟しておられる向きは既に御存知のことと思うが、あの部分にトライバル柄を入れているビッチが非常に多い今日この頃。
 山本“KID”徳郁選手は左下わき腹にしてますが、不規則な場所に入れた刺青っていかにも「荒くれ」(映画「スナッチ」でのブラッド・ピットもそんな感じね)。しかし臍下から連なる刺青はやっぱり女にしてほしいものだと個人的に。
 ところでビル・ゴールドバーグとかヒカルド・アローナ(今はも少し増えたか)が入れている二の腕の裏(脇の下少し上辺り)って、ガッツポーズとか威嚇の時に見えるようにってことかしらん。