名古屋弁

 世の中はクリトリスクリスマス(ミもフタもねえ)。
 カーステレオにはTHE BLANKEY JET CITYの「BANG!」をかけっぱなしであります。

BANG!

BANG!

クリスマスと黒いブーツ

氷の張った水溜まりを 足で割りながら歩いた時から
思ってたんだ いつか来るだろう 今の事を こんな気持ちになる事を
すべては代わり過ぎていくけど 僕はずっと変わりはしない

太陽とか 冒険とか クリスマスとか 黒いブーツが
子どもの時から ただ単純に ただ単純に 好きなだけさ 好きなだけさ

 いつも冬に聴き返しているせいかもしれないが、このアルバムはなんとなく冬の曲が多い気がする。
というわけで、なんとなく「ホリイのずんずん調査」みたいなことをしたかっただけの、まったく役に立たない調査で確かめてみました。

RAIN DOG

無表情で立ってたんだ 雨の国道沿いに
茶色いコート着た男が
俺は車を止めて話しかけたんだ
一体 こんな所で何を待ってるって

「茶色いコート」という点から晩秋または冬であることが予想される。「冬なら雨は雪に変わるのではないか」と思わなくもないが、それは新潟人の感覚であろう。とりあえずクロに近い灰色。

冬のセーター

モデルガンを握り締めて 窓から外を見下ろせば
冬の香りが僕のほっぺたを 冷たく染めたよ

今年の冬は とても寒くて長いから
おばあさんが編んでくれた セーターを着なくちゃ

もうタイトルからして冬ですからね。これは異論なし。

SOON CRAZY

素肌の上にレザーのオーバーオール 薄汚れた髪の毛を撫でつけながら歩く
裸になってみてもまだ何か着ているような気がするんだ
プールの変死体 人のノートを覗き見する奴

うーん、これは少なくとも冬ではないか。

ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車

なぜなら転げ回る雪の中で笑顔を見せるから
安ホテルの前 坂の途中には 誰かが乗り捨てた車

雪となれば冬でしょう。安直というより間違いない結論。

絶望という名の地下鉄

夜の自動販売機をこじあけながら 顔から落ちる汗は純粋さを増して
人混みをすり抜ける きれいな空気を探すみたいに
ポケットラジオから流れる この歌を聴きながら

冷や汗であれば冬でも流れるのでちょっと分かりづらい。というより地下では季節も何もあったもんじゃない、そんな物質文明を鋭く批判した一曲……ではありません。

とけちまいたいのさ

白い冷蔵庫 ドアを開けたら真っ赤なトマト
君が一人でわけもわからず 首をひねってる
一体ここは どこなんだろうって
それは本当さ だけど気分は
あぁ このまま青い空の中へととけちまいたいのさ

「白い冷蔵庫」「真っ赤なトマト」「青い空」……夏かな。

★★★★★★★

足の震えが止まらない こんな夜には
口じゃとても無理さ 今を説明するなんて

震えるくらいなら冬でしょう、きっと、たぶん、なんとなく。

クリスマスと黒いブーツ

クリスマスが夏なのは南半球だけですね。ブランキー・ジェット・シティの所在地は知らないけれど

Bang!

Oh 車の街に住む俺達2人は 水分のない乾いた水色だから
Oh どこから見たっていかしてるぜ CoolなRockみたいにけがれ知らず

 「水分のない乾いた」季節といえば冬!というほど私も牽強付会が得意ではありません。

ディズニーランドへ

ノイローゼになってしまった友達が 僕に言う
『あの楽しそうなディズニーランドへ 一緒に行こうよ』って
でも 僕は行く気がしない なぜなら彼は気が狂ってるから

曲調の寒々しさは間違いなく冬景色なのですが(舞浜の冬もけっこう冷えるぜ)、どうでしょう。「そして 僕は冷たい人間の仲間入りさ」って言ってるけどなあ(関係ねえ)。とりあえず色々と危険な単語満載で嬉しい一曲です。

2人の旅

咲き乱れてる花の中 暖かな風に吹かれて
お前がオレのすべてだと 手触りで言ってみせるよ

これはーー、冬じゃあねえな。

小麦色の斜面

見渡す限り小麦色の斜面の途中に止まってる トラックの荷台にわらを敷きつめて
その上に寝転んで息を吸うのさ 寒くもなく暑くもない秋の夕暮れ

うわもろに「秋」って言ってるし。

結論
冬    3
たぶん冬 2
冬以外  4
不明   3

思い込みでした。