ただただ追悼

ujimusi2005-07-12

 反応の仕方が分からないとはこういうときのことだろう。

破壊王”のニックネームで親しまれたプロレスラーの橋本真也さんが11日午前、横浜市内の市立大付属市民総合医療センターで死去した。40歳だった。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050711&a=20050711-00000024-spnavi-spo

 名勝負もさることながら豪快な性格と、緊迫感に欠けるというか憎めない言動で愛され続けてきた破壊王。近年もっとも世間に届くプロレスだった小川直也選手との抗争もあり、一般紙も単なる訃報に留まらず続報や関連記事を打つなど、かなり大きな扱いとなっています。
http://www.asahi.com/sports/update/0712/071.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/fu/news/20050712k0000m060092000c.html
http://www.sankei.co.jp/news/050712/morning/12na1001.htm
 ちなみに産経新聞の記事。

関係者によると、橋本さんはこの日朝、横浜市南区の知人女性宅で起床後、全身に力が入らず足取りが乱れるなどの症状を訴えた。時間がたつにつれて言葉もろれつが回らなくなり、午前八時五十五分に女性が一一九番通報。救急車で同区内の同市立大付属市民総合医療センターに運ばれたが、同十時三十六分に死亡が確認された。

 ニッカンスポーツの記事だと

同市内の自宅で倒れて救急車で搬送されたが、すでに心肺停止の状態だった。
http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-050712-0005.html

 在りし日のゴシップを思い出してしまう食い違いですが、それらも晩節を汚すというほどのものではないようです。
 思えば私が最後に生で橋本選手を見たのは冬木弘道選手の追悼興業「理不尽ロードファイナル」(03年5月5日、川崎球場)。冬木選手の遺骨を抱えて電流爆破に自爆した破壊王の男気は、これからも語り継がれていくことでしょう。このとき“リアルタイガーマスク勝村周一朗選手も子どもたちとともに観戦に訪れておりました。語感の良さからか、そのうちの1人が「マッチョ・パンプ!マッチョ・パンプ!」と叫びながら走り回っていたことさえ思い出されます。
 安らかに。