日本一早く少年ジャンプが読める県、新潟(by財界にいがた)

 やっとムサシが参戦した今週の「アイシールド21」。ベタというか青春王道この上ない展開で燃えるんだが、ちょっと顔が変わりすぎじゃないか。中学校ん時より若々しくなってるし。
 とは言え今更な話ではありますが「キャッチしかできない」「早く走るしか能がない」といった一つのことしか取柄がない人間が集まってチームを形作っていくというのはスポーツ漫画の常道かつ非常に燃えさせる設定であります。この漫画のバヤイはポジションごとに求められる特性がハッキリしているアメフトゆえという部分もありますが、往年の名作バレーボール漫画「健太やります!」でも、レシーバーの主人公がオールラウンドプレイヤーとなった旧友と対戦した際に交わされた「レシーブしかできない奴がレギュラーやってるなんて信じらんねーぜ」「ぼくにはそれしかないんだ!」といった(心の内での)やり取りは非常に心に残るものでありました。

スピリッツやヤンマガも早く読めたりする

 もはや料理部分すらも読む気が失せてきて悲しくすらある「美味しんぼ」。今週も取材協力者らしき人の似顔絵とともに、素材を咀嚼することなくそのまま書き連ねたとしか思えない強引な展開で桜えび料理。次に抜き出した文章はテレビ評論家についての話ですが、まさにこの漫画そのものだと思うのDEATH。

……いくらかは世間様にお話しするものは持っています。でも、そんなものも、いつかは種切れになります。種切れになったら、今日みたいに大あわてで知識を仕入れ、それを受け売りする。知識の自転車操業です。テレビに出てくる評論家たちの言うことが、みんな薄っぺらな理由がよくわかりました。何年もテレビに出つづけて、とっくに自分の中身は空っぽになってる。だから、いろいろ知識を仕入れて受け売りしている。

美味しんぼ」の台詞だけどな。