どんどん顔が変わっていく立石さん

 20日付の朝日新聞生活欄に「どんなマンガ薦めますか」という記事が。「かつてのマンガが悪書扱いされていた時代は終わったものの、親の『読ませたい』マンガと子供の『読みたい』マンガの違いといったズレはあり続ける」という、ま、ごく普通の世相モノですな。「ドカベン」や「H2」を読む息子に、「巨人の星」を読んでた父親が「キャプテン」を読ませようと本屋を探し回るとか(注文なさい)、出てくるタイトルも「名探偵コナン」「パーマン」「とっとこハム太郎」と無難なラインナップ。「うちなら何を薦めようかしら」と考えてほしいのか、「マンガは親に薦められて読むものですかぁ!」と議論を巻き起こしたいのか(それはない)分からない。まあ、斎藤孝・明大教授の垂れ流してる薄っぺらな推薦文紹介してるようじゃ語るに落ちたなと(ぶっちゃけ言いたいのはここだ)。
 そんなこと言いながらも、子供が生まれたらその傍らには何を転がしておくかなどと考えてみる。

学校怪談 14 (少年チャンピオン・コミックス)

学校怪談 14 (少年チャンピオン・コミックス)

 根底に流れる筋の通った精神に、ほどよいエロ、そしてメガネを取ったら驚くほど美人になるヒロイン。眼鏡っ娘全盛の現代には失われたコモンセンスを絶やさぬためにも、ぜひ伝えていかねばならないと思ふのです。