角海老続報とエコーチェンバー(違う)
- 作者: 北方謙三
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/01/13
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“業界騒然”吉原ソープ街全滅!?老舗「角海老」を売防法で摘発のウラ側
吉原には20年ほど前に「情報喫茶」ができた。客が500円前後の料金を払えば飲み物とともにソープ嬢などの情報を提供してくれる。現在40軒以上ある。
その一軒の「角海老配送センター」に警察が踏み込み、53歳の所長を逮捕したのは今月6日のことだった。同センターは系列のソープ「角えび本店」「三浦屋」に客を紹介していたが、これが無許可だったため東京都風俗案内所条例違反に問われたのだ。
さらに同日、警察はこの2つのソープを家宅捜索し、70代の女性オーナーほか社長など9人を現行犯逮捕した。容疑は売春防止法違反で、売春の場所を提供したというものだった。ソープ店関係者が言う。
「ビックリしました。ソープはもともと客とソープ嬢がセックスをする場所。それで捕まってたら、吉原の店長は全員が縄付きになってしまう。一時は“うちの店もやられるかも”と関係者に緊張感が走りました」
(中略)
「実は角海老は情報喫茶の件で警察から警告を受けていたんです。それも1度ならず2度も。ところが同社の社長は“情報喫茶は昔からやってることだ”と突っぱねた。そのため警察がカチンときて“だったらソープまで捕まえろ”となったようです。要するに警察を怒らせたわけで、ほかの店に広がる心配はない。同業者はホッとしてます」(前出のソープ店関係者)
一報だけ載せて皆さんの不安を放置しておくのは忍びないということで続報。こういう続報&解説ってある割に見落とされていることも多く、それこそ自分が読んでないというだけで「報道規制された怪事件」とか騒ぐバカチャンチンも結構いるのだぽん。チェスタトンの言葉を借りれば「初報だけ読んでその後の訂正を読まない人間のなんと多いことか(大意)」というか…いや違うなこれは。小僧、ソープへ行け!万札握って走り出せ!