人は成長できるのか

金色のガッシュ!! 32 (少年サンデーコミックス)

金色のガッシュ!! 32 (少年サンデーコミックス)

サルまん2.0」の終了によるドタバタ劇、雷句誠先生の暴露に端を発するドロドロ劇を見ていると、夢も希望もありゃしないって気になりますな。

今回の「サルまん」連載中止について
 
マンガ界の現状は、マンガ雑誌本体はもう崩壊寸前で青息吐息なのですが、一部に「売れる作品」があって、あとはアニメ化・商品化・携帯配信などをやることで、かろうじて維持しているのだと思います。そうしたことを片っ端から「本当にやろう」というのが俺の考えでした。

雷句誠の今日このごろ。
 
高島雅氏から出た言葉は、「僕は編集部の中でも怖い編集といわれていてね。」「僕は冠茂と仲がよくってね。」
 この冠茂氏と言う編集は後で詳しい事を書くが、あまり良い噂を聞かない編集者である。だから、なぜ、そんな事を初対面で言う必要があるのだ?!自分の担当は全て編集長から「雷句誠に喧嘩を売ってこい!」と命令されているのか?
 ちなみにこの高島雅氏から、自宅のFAX番号は教えてもらっていない。聞いたら、「自宅のFAXは壊れている。」半年か1年経っても「まだFAXは壊れている。」もうここまでくればわかる。「自宅に仕事を持ち込むな。」との意思が。

雷句先生のブログを読んでいると小学館が血も涙も情熱すらもない編集者ばかりのように思えてきますが(久米田康治先生の移籍、00年のヤングサンデーの誌面刷新などでも巷間言われていたことではある)、冠茂氏担当の「焼きたて!!ジャぱん」では「金色のガッシュ」のアニメ化祝福してなかったっけ?講談社から小学館に移ってきた例もあるわけだしなあ。業界では「講談社が育て、小学館が引き抜く」という評判があるようなことを松永豊和先生が自伝小説内で明かしておられましたし(まあ小説内でも小学館の編集者フルボッコですが)、最近では「ブラックジャックによろしく」がモーニングからビッグコミックスピリッツに移りました。

現役編集者が怒りの提言「権利ビジネスに頼るな!!」(前編)
 
B 『ブラックジャックによろしく』(講談社)の佐藤秀峰が、原稿料と印税率で揉めて、講談社から小学館に移籍したけど、私の聞く限り、彼が講談社に要求した額は、業界ではかなり非常識なレベルだった。小学館はいったい、どの程度の要求を飲んだんだろうな。気になるよ。

C 鳥山明井上雄彦クラスの、本当に売れてる超一流は、そのあたりでゴネたりしませんけどね。むしろ、そういうことで作品のクオリティを下げることを嫌う。微妙なレベルの作家に限って、金銭的要求が多いんですよね。

……それは兎も角。
はてなブックマーク-(株)小学館を提訴。 雷句誠の今日このごろ。/ウェブリブログ
あまり一方のみの情報で叩き過ぎると後で恥かくこともありますよ。皆さんお気をつけて。

というわけで口直しに最近面白かった少年チャンピオンのあれこれ

25号「マイティハート」より

 
26号「ギャンブルフィッシュ」より

前々から登場しているキャラではありますが、飛び抜けたミスフィッツっぽさに一票。まあ作画の山根和俊先生(タトゥーバリバリのバイカー)は「超弩級戦士ジャスティス」でもギブソンSGとか作中に出してたロック野郎でしたしね。ちなみにこの回は少女のフェロモンに惑わされそうになったドン・フライが妻のパンツの匂いで我を取り戻し、「グリーンベレー格闘術48の必殺技の1つ」(ママ)マンハッタン・ボルケーノ(通称キン肉バスター)で勝利すると言う話でした。な…何を言ってるのかわからねーと思うがおれも何を読んでいたのかわからなかった…
 
というわけで雷句先生はチャンピオンで思う存分「チチをもげ!」を歌えばいいと思うよ!
 

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