神罰(田中圭一)

ujimusi2005-04-01

 時事ネタ2題

オジー・オズボーンの自宅で火災、夫妻は避難し無事
オジー・オズボーンの英バッキンガムシャー州にある自宅で火災が発生していたことが、31日分かった。当時就寝中だったオズボーン夫妻は、火災報知機の警報を聞いて庭に避難したため、けがはなかった…オズボーン一家はここ数年、オジーの交通事故や強盗被害といった不運に相次いで見舞われている。オズボーンの妻シャロンさんは英大衆紙サンに対し、「いつになればこうした不運が終わるのかわからなくなり始めている」とコメントした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000642-reu-ent

ローマ法王、危篤状態 心肺補助装置を装着

 …2月から闘病生活に入っていたローマ法王ヨハネ・パウロ二世(84)は3月31日夜から容体が急変、1日に入り心肺機能補助装置を付ける危篤状態となった…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000196-kyodo-int

 ヤフーのトピックにこの二つが並ぶと、最後の法力を振り絞ってオジー神罰を加えんとする法王の姿が…

 アンチクライストのアイコンとしての立場がマリリン・マンソンに移って久しいな。マリマン登場以前、オジーがステージ上を動き回るのは相変わらず彼を付け狙うキリスト教原理主義者からの狙撃を避けるためだと話していたもんですが、あんなもっさりとした動きでも避けられるもんなのかしらね。パンテラのダレルみたいな近距離射撃とか2PACのようなドライブバイされたらお終いだと思うが。

そしてここで欧米のキリスト教原理主義者の現状につながるかといえばつながらない。 しかしこの本でそこら辺のゴタゴタとか、ブラックメタルな人たちの記事を読んで非常に面白かった記憶がある。日本においてライフスタイルとのつながりが最も希薄なジャンル、HR/HMではあるが、諸外国においては他人の視線に耐えて長髪、革ジャンを続ける(そんなの気にする人がやる装いではないが)といった以外にも生き様の見せ所はあるのDEATHね。しかしそこには、「ヌンチャク?あいつら大したワルちゃうからなあ」という価値観に生きる刺青だらけの人たちと同じ地平が広がっていたのであった。