流行殺し

http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20061010
局地的テキサスブームが来ている昨今。テキサスと言えばグレート・テキサンの叫びが今ここに……カウボーイズフロム・ヘル、PANTERAにほかならないことは言うまでもありますまい。

Cowboys From Hell

Cowboys From Hell

Great Southern Trend

Great Southern Trend

そしてようやく耳にすることが出来た大名盤というか怪作というか。
Rebel Meets Rebel

Rebel Meets Rebel

今は亡きダイムバッグ・ダレルを筆頭にパンテラの元メンバーと稀代のアウトローカントリーシンガー、デヴィッド・アラン・コーのジョイント。メタルの演奏に乗せてアメリカン・フィドル(カントリーヴァイオリン)が踊る表題作も含め、素晴らしいの一言DEATH。しかしアラン・コーにレイシスト疑惑があるように、PANTERAのVo、フィリップ・アンセルモも黒人差別発言で揉めた経験が。ここら辺、アウトローといえどアメリカのド田舎の底力というかなんというかアレだ(2人はそれぞれオハイオニューオリンズ出身)。

ただ「俺の妻は脂ぎったニガーと駆け落ちした。奴のチンコが巨根だったから」と歌って生きてるアラン・コーに比べると、たちまち謝罪に追い込まれたフィルの立場。発音と「〜ムニダ!」と焼肉屋のメニュー並べてるだけで韓国語みたいに聞かせるタモリの物真似みたいに、芸に出来ないなら他人をネタにするなということですね。
(まあフィルのは黒人ラッパーの逆差別発言について『俺は鏡を見た。俺の肌に誇りを持ってるぜ』とか言ったものだった記憶があるけど)
思えば我らが“アッー!”中尾さんこと中尾芳広選手のキッスにブチ切れたヒース・ヒーリングもテキサス出身。ホモフォビアで兵役志願とまあ見事に保守的なそれっぽい要素満点の人でつね。

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彼の保守的心情も、あの場に於いてはゲイに昇華していたという
 
 
うわあ